MILLET：MIS2113 プロライター（30+10L）

5年くらい前まで山をやっておりました。“山をやってる”なんて言うといかにもな感じですが、フツーの登山です（笑）。そんなレベルの私ですが、山用品はこだわりがありまして、ミレーを使ってます。1度だけオスプレーを使ってみたのですが、すぐミレーに戻してしまいました。今はウェア、靴もミレーでして、ミレーでラインナップされているモノは全てミレーです。

この数年は加齢や生活環境の変化等によって山はすっかりご無沙汰状態なのですが、最近会社の部署の1人が「親睦を深める一環で富士山に登りましょう！」と言い出しまして、もしかしたらそれが実現されてしまうかもしれない状況です。

親睦を深めること、富士山に登ること、どちらも悪いことではないのですが、それが会社のイベントとして企画するのはどうなのかと思ってます。言い出しっぺは4回ほど富士山を登ったことがある経験者ですが、登山未経験者もいますし、そもそも登山に興味がない人もいます。富士山はそれほど難易度が高いわけではありませんが、それでも3,776mという標高を6時間以上かけて上がるという行為は容易ではありません。

いつもながらの長い入りですが、単刀直入に言いますと、今回ミレーのザックを買いました、ということです。モデルはプロライターの30+10Lで、カラーはエレクトリックブルー&ポセイドンというツートン。以前からプロライターシリーズを主に選んでたのですが、今回もです。お気に入りのモデルというのはもちろんですが、値段がなんと半額‼︎😆選ばない理由はありません。

プロライターは夏山縦走からアルパインクライミングまでカバーできるモデルで、基本上級者向けです。一般用途で人気の高いサースフェーの方が使い勝手の面では良いのでしょうが、プロライターの無駄な外部ポケットが無いシンプルなところ、また、前述の通りハードな場面でも使える点が気に入ってます。では実際の製品を見てみましょう。まず基本的に3色あります（因みに今回のは2018FWモデルですので、型落ちなります）。

      

ダークブルーと水色（以前のモデルにあったスカイダイバーに近い色合い）にポイントでオレンジっぽい赤が入るというコンビネーションです。これまでのザックは赤系が多かったので、今回も最初は赤を選択することも考えましたが、一部差し色になっているグリーンの色合いがちょっと好きになれませんでしたので…。

   

ブラックの差し色の明るめのグリーンだったら良かったんですけどね。尚、2019SSの赤はこのグリーンがガンメタっぽくなっているようです。ガンメタだったら赤を選んでたかもしれません。

機能面での特徴としては、トップにクライミングロープをホールドするようになってます。この感じは3年ほど前のトリロジーから一部ロールトップ的な感じで続いているみたいです。

また、他のザックと違って（雨蓋部にポケットはありますが）ウェストベルトにはポケットがありません。その代わりにギアホルダーになってます。

  

あとはアイスアックスホルダーがあり、サイドのコンプレッション部を使うとスキーもホールドできるみたいです。アックスを使うような冬山に行く技能はありませんので、私の場合はせいぜいストックをホールドする程度ですが、実際にここにアックスを挿していたらさぞカッコいいだろうなぁと思いますね。

内部はシンプルな一気室構造です。二気室も便利と言えば便利ですが、一気室に慣れるとそれほど不自由は感じません。ポケットも沢山あれば便利ですが、どこに何を入れたか探すのに手間取ったり、余分なモノまで入れてしまいますので。

しかしながら、半年程度の型落ちで半額にしてしまうのは消費者としては凄く有り難いですが、ちょっと勿体ない気もしますね。昨晩ネットで販売開始だったのですが、その時点での販売個数は青と赤それぞれ1つずつだったようです。私がポチった時はなかなか注文完了にならず焦りましたが、すぐに在庫無しになりました。赤もその後15分くらいでSOLD OUTになって全色売り切れになりました。販売開始30分ほど前から準備しておいてよかったです。