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ほぼ日手帳の思わぬ落とし穴

今回ほぼ日手帳のカバーを選ぶ時にサイズ、特に厚みにこだわりました。それもあってミナ ペルホネンの“ringo”を選んだのですが、実物を見てみると、商品説明にある寸法より厚く感じました。最初は「まぁこんなもんかな」と思ったのですが、時間が経っても気になってたので、実際に測ってみたら公称23mmの厚さに対し、実物はおよそ30mmありました。

 

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とりあえずそのことをほぼ日ストアに問い合わせてみたところ、先方でも測定した写真が送られてきて、それでは23mmとなっていました。なので、再度購入した個体を自身でカバーを少し潰して測ってみましたが、とても23mmにはなりませんでした。ただ… ストアで測定したのはサンプルで生地が柔らかくなったもので、その結果(表現しづらいのですが、生地が少しクタッとなった状態)での23mmとのことでした。

 

でも、この測定の仕方っておかしくないですかね?例えばバッグの厚み等は通常は上の写真の通り”クタッとなっていない状態“での厚みを表記してます。でも、ほぼ日手帳はそうではないようです。ウェブ上では「手作りのため、寸法は個体差がある」旨の但し書きがしてあります。勿論、こちらも「寸分違わず仕様通りの商品をよこせ」というつもりはありません。でも、いくら精巧な工業製品ではないにせよ、23mmと30mmではおよそ3割の差があります。それを個体差という一言で一括りにされてはたまったものではありません。

 

先方担当者からは毎回「説明に配慮が足らず、申し訳ない」とのお詫びコメントがあるのですが、これは配慮の問題ではなく、寸法測定の定義が不明確なことによる問題ということが理解できていないようです。

 

ほぼ日手帳は他社製品と違って「手帳好きな皆さんのために、こんなにこだわって作ってるんですよ〜」的なアピールを盛んに行ってますが、そもそものモノづくりな点は非常に杜撰というか、根本的なことを理解していないんだと思いました。厳しい言い方をすれば、売れてることにあぐらをかき、誤差もご愛嬌くらいにしか考えていないんだと思います。でも、1.5万円ほどする製品にこんないい加減さがあることに非常に失望(というか)呆れてしまいました。

 

とりあえず返品に応じるという連絡はきてますが、また今から新たなモノを探すのもモチベーション的に上がりませんし、(ほぼ日のラインナップでこれ以上の製品が無い場合には)今回はこのまま使おうと思っています。

 

せっかくの来年の手帳に思わぬケチがついてしまい、残念です。購入を考えている方は、全ての製品ではないのでしょうが、今回のように寸法表記はかなりいい加減であることを理解された上で購入されたほうがいいです。因みに、このカバーに手帳本体+テンプレート数枚+下敷き+路線図を挿し込むと35mmくらいまで厚くなります。

 

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